丸亀市議会 > 2018-12-21 >
12月21日-07号

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  1. 丸亀市議会 2018-12-21
    12月21日-07号


    取得元: 丸亀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    平成30年第5回12月定例会       平成30年第5回丸亀市議会12月定例会継続会会議録  平成30年12月21日(金) 午前10時            ───────────────  出席議員 25名 1番  武  田  孝  三 君  │  14番  横  田  隼  人 君 2番  竹  田  英  司 君  │  15番  小  橋  清  信 君 3番  東     由  美 君  │  16番  横  川  重  行 君 4番  中  谷  真 裕 美 君  │  17番  松  浦  正  武 君 5番  神  田  泰  孝 君  │  18番  加  藤  正  員 君 6番  岡  田     剛 君  │  19番  山  本  直  久 君 7番  大  西     浩 君  │  20番  大  前  誠  治 君 8番  香  川     勝 君  │  21番  福  部  正  人 君 9番  三  宅  真  弓 君  │  22番  内  田  俊  英 君 10番  川  田  匡  文 君  │  23番  水  本  徹  雄 君 11番  真  鍋  順  穗 君  │  24番  国  方  功  夫 君 12番  松  永  恭  二 君  │  25番  片  山  圭  之 君 13番  多  田  光  廣 君  │            ─────────────── 欠席議員 なし            ───────────────  説明のため出席した者市長       梶   正 治 君 │ 生活環境部長   大喜多 章 親 君副市長      徳 田 善 紀 君 │ 都市整備部長   谷 口 信 夫 君教育長      金 丸 眞 明 君 │ 産業文化部長   矢 野 浩 三 君モーターボート競走事業管理者     │ ボートレース事業局次長         大 林   諭 君 │          福 本 泰 幸 君市長公室長    山 田 理惠子 君 │ 消防長      新 井 正 利 君総務部長     横 田 拓 也 君 │ 教育部長     川 田 良 文 君健康福祉部長   窪 田 純 子 君 │ 秘書政策課長   山 地 幸 夫 君こども未来部長  石 井 克 範 君 │ 財務課長     栗 山 佳 子 君            ───────────────  事務局職員出席者事務局長     佐 藤   守 君 │ 主査       松 尾 耕 平 君次長       渡 辺 研 介 君 │ 主査       多 田 恵 祐 君総括担当長    河 村 敦 生 君 │            ───────────────  議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 議案第77号の撤回   議案第77号 丸亀市史跡等管理条例の一部改正第3 議案第71号から議案第76号まで   議案第78号から議案第98号まで   議案第100号から議案第103号まで   請願第4号及び請願第5号   議案第 71号 平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)   議案第 72号 平成30年度丸亀市モーターボート競走事業建設改良積立金目的外使用及び一般会計への繰出しについて   議案第 73号 丸亀市印鑑条例等の一部改正について   議案第 74号 丸亀市空家等対策の推進に関する条例の一部改正について   議案第 75号 丸亀市駐車場条例の一部改正について   議案第 76号 丸亀市火災予防条例の一部改正について   議案第 78号 工事請負契約の締結について(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館図書館長寿命化工事)   議案第 79号 工事請負契約の締結について(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館図書館長寿命化に伴う電気設備工事)   議案第 80号 工事請負契約の締結について(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館図書館長寿命化に伴う機械設備工事)   議案第 81号 指定管理者の指定について(丸亀市城北コミュニティセンター)   議案第 82号 指定管理者の指定について(丸亀市城西コミュニティセンター)   議案第 83号 指定管理者の指定について(丸亀市城乾コミュニティセンター)   議案第 84号 指定管理者の指定について(丸亀市城坤コミュニティセンター)   議案第 85号 指定管理者の指定について(丸亀市城南コミュニティセンター)   議案第 86号 指定管理者の指定について(丸亀市土器コミュニティセンター)   議案第 87号 指定管理者の指定について(丸亀市川西コミュニティセンター)   議案第 88号 指定管理者の指定について(丸亀市郡家コミュニティセンター)   議案第 89号 指定管理者の指定について(丸亀市垂水コミュニティセンター)   議案第 90号 指定管理者の指定について(丸亀市栗熊コミュニティセンター)   議案第 91号 指定管理者の指定について(丸亀市岡田コミュニティセンター)   議案第 92号 指定管理者の指定について(丸亀市富熊コミュニティセンター及び同分館)   議案第 93号 指定管理者の指定について(丸亀市飯山南コミュニティセンター)   議案第 94号 指定管理者の指定について(丸亀市飯山北コミュニティセンター)   議案第 95号 指定管理者の指定について(丸亀市手島自然教育センター)   議案第 96号 指定管理者の指定について(飯山総合学習センター)   議案第 97号 指定管理者の指定について(丸亀市民体育館ほか11施設)   議案第 98号 指定管理者の指定について(丸亀市綾歌総合文化会館)   議案第100号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築工事)   議案第101号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う電気設備工事)   議案第102号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う給排水設備工事)   議案第103号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う空調設備設置工事)   請願第 4号 「高すぎる国民健康保険税(料)を『協会けんぽ保険料並み』に引き下げるために、『1兆円の公費負担増』を政府に要望する意見書」の提出を求める請願   請願第 5号 「所得税法第56条の見直し」の意見書採択を求める請願書第4 議案第104号から議案第108号まで   議案第104号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第105号 丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について   議案第106号 丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第107号 丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第108号 丸亀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について第5 意見書案第1号及び意見書案第2号   意見書案第1号 水産政策の改革に関する意見書   意見書案第2号 「会計年度任用職員」制度に係る財政措置を求める意見書第6 丸亀城復旧復興特別委員会の設置第7 議員派遣第3号 議員派遣について            ───────────────  本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第77号の撤回日程第3 議案第71号から議案第76号まで     議案第78号から議案第98号まで     議案第100号から議案第103号まで     請願第4号及び請願第5号日程第4 議案第104号から議案第108号まで日程第5 意見書案第1号及び意見書案第2号日程第6 丸亀城復旧復興特別委員会設置日程追加 意見書案第3号 所得税法第56条の見直しを求める意見書日程第7 議員派遣第3号            ───────────────                 会     議               〔午前10時00分 開議〕             ─────────────── ○議長(大前誠治君) おはようございます。 ただいまから平成30年第5回丸亀市議会12月定例会継続会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大前誠治君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、10番川田匡文君、11番真鍋順穗君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第77号の撤回 ○議長(大前誠治君) 日程第2、議案第77号「丸亀市史跡等管理条例の一部改正」についての撤回の件を議題といたします。 市長から議案第77号の撤回理由の説明を求めます。 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) おはようございます。 撤回理由を御説明申し上げます。 自主財源の確保と文化財の保護活用を目的に、丸亀城天守観覧料の値上げに係る議案第77号を提出いたしましたが、本年丸亀城跡三の丸坤櫓及び帯曲輪石垣の崩落という前例に見ない被害を受け、全市を挙げて復旧、復興に取り組む中での値上げにつきましては、市民感情などを総合的に勘案した結果、現段階では時期尚早と判断したため、当該議案を撤回いたしたく議会の御承認を求めるものであります。 以上です。 ○議長(大前誠治君) これより質疑に入ります。 質疑の申し出がありましたので、これを許可いたします。 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) それでは、提案理由に対する質疑を行わさせていただきます。 先ほど、市長から前例のない被害を受けてということを言われましたけれども、このように議案の撤回をするのも前例のない、本当に私自身この世界に入って20年近くになりますけれども、初めての前代未聞の出来事でございます。皆さんも、何でこの時期にと思っていることと思っております。それと、もうびっくりしたというのが実情です。12月3日の初日に提案されましてその後、それ以前にお城の石垣は第1回目が7月7日、そして第3回目の三の丸が10月9日でしたか。全く、12月3日から今まで状況なんか変わってないですよ。それなのに、何でこの時期に撤回という、本当に真意というものは全く僕にはわからない、それが素直な感情です。議案というのは、我々議員、今回も家に帰って全国のお城の観覧料が幾らか調べました。そして、お城の規模、天守閣が何城あるのか、それに対して丸亀城はどんなんか、最近値上げした観覧料について、ああ、このお城は展示室をリニューアルしたから、また30年後の基金のために、いろいろな条件がありました。そういうこといろいろなことを審議して、会派の中でも2回してみんなで協議して、これについてはという段階になって撤回、政治家としての覚悟というのを、市長、本当にお持ちなんですか。その辺をぜひともお聞きしたいですね。この議案を出すのに、担当の部課長で何回協議して何時間討論して結論を出したんか、またこの議案が出るまで庁議とか政策会議とかいろいろなものがあったんでしょう。その間に、副市長は何度この議案に目を通したんですか。それに対して、市長に対してこれはやめときましょうとかという意見が全くなかったんですか。それをぜひともお聞きしたいと思います。なぜ状況が変わっていないのに、ここで判断したのか。そして、部長は担当部課でどれほど協議したのか。撤回するときに、市長、何を言うとるんですか、我々はここまでしましたということを言わなかったのか。副市長、この前の段階で何回も目にしたはずです、この議案。それを委員会の30分ぐらいの議論の中で休憩をとって突如として撤回した、その責任というのは感じてないんですか。その3つをお聞きします。 今、丸亀市はいろいろな面でおかしい部分がたくさんあります。市長、政治家としての、そして皆さん行政マンとして覚悟と使命感を持って仕事をやっていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(大前誠治君) ただいまの質疑に対し、理事者の答弁を求めます。 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 14番横田議員の議案撤回についての御質問にお答えいたします。 市民のシンボルであります丸亀城の保存管理につきまして、石垣の崩落以前からさらに充実させていきたいとの意向もあり、今回議案を提出させていただきました。また、議案の提出につきましては、担当部内を初めとして関係部との議論も十分に踏まえ、政策会議においても慎重に審議をしてまいりました。しかしながら、石垣崩落となった時期での値上げはどうかといった教育民生委員会での御意見も踏まえ再考した結果、市民感情などを総合的に勘案し、時期尚早との判断に至り、議案の撤回をさせていただきたく存じます。議員各位には御迷惑をおかけいたしました。議案の提案に当たりましてはより熟考し、また慎重に判断してまいりたいと存じます。御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ○議長(大前誠治君) 理事者の答弁は終わりました。 再質疑はありませんか。 ◆14番(横田隼人君) なし。 ○議長(大前誠治君) 以上で14番議員の質疑は終わりました。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第77号撤回の件は、これを承認することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第77号の撤回の件は、承認することに決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第71号から議案第76号まで、議案第78号から議案第98号まで、議案第100号から議案第103号まで並びに請願第4号及び請願第5号 ○議長(大前誠治君) 日程第3、議案第71号から議案第76号まで、議案第78号から議案第98号まで、議案第100号から議案第103号まで及び請願第4号、請願第5号を一括議題といたします。 一括上程各案につきましては、去る12月5日の本会議において、また請願案件につきましては12月3日の本会議において所管の各常任委員会に付託いたしましたが、既に関係各委員長から付託案件審査の終了した旨報告が参っておりますので、この際各常任委員長から委員会審査の結果を御報告願います。 報告は、教育民生委員会都市環境委員会総務委員会の順でお願いいたします。 15番 教育民生委員長 小橋清信君。             〔15番(小橋清信君)登壇〕 ◆15番(小橋清信君) おはようございます。 ただいまから教育民生委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。 12月5日の本会議において本委員会に付託されました案件は、議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分及び議案第77号「丸亀市史跡等管理条例の一部改正」についての2議案であります。審査は、12月12日午前9時から全員協議会室において、こども未来部、教育部の順で行われ、議案第71号は原案のとおり承認いたしました。議案第77号は継続審査といたしましたことをまず御報告申し上げます。 以下、審査の経過並びに結果について報告いたします。 最初に、こども未来部に関する議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分について審査しました。まず、理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、私立認可保育園施設整備事業費で、(仮称)ニチイキッズ城西保育園の整備を補助するということだが、建設予定場所から考えると、名称として城西ではなく城坤が適当ではないのかとの質疑に対し、理事者より、現在の名称は仮称であり、今後検討していく予定であると聞いているとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、議案は原案のとおり承認いたしました。 続いて、教育部に関する審査を行いました。 教育部に係る議案は、議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分外1議案であります。まず、理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、まず議案第71号については、委員より、中・長期的な視点で学校施設整備もあわせて総合的に判断するとは校舎増築もあるということかとの質疑に対し、理事者により、城南小学校については現状では平成35年ぐらいに1教室ふえる可能性があるので、それに合わせた計画を策定する必要があると考えているとの答弁がありました。委員より、今後自由校区である城南小児童数がふえ続ければ、西中学校のマンモス化が懸念される。このため、中学校区を見直す考えはとの質疑に対し、理事者より、現在城南小学校区の児童数がふえていることは承知している。今後の動向も注視しながら、校区の見直しも検討の一つに加える必要があると考えているとの答弁がありました。 次に、議案第77号については、委員より、丸亀城石垣崩落から間もない今、なぜ天守観覧料を値上げするのかとの質疑に対し、理事者より、平成18年度に値上げして以降、これまで観覧料は大人は200円であった。この間値上げについて検討してきた中で、今回の提案となった。値上げ部分の使途としては、維持管理や展示物の充実などを考えているとの答弁がありました。また、2委員より同趣旨の質疑があった後、理事者より、議案第77号「丸亀市史跡等管理条例の一部改正」は、委員からの多数の厳しい意見を真摯に受けとめるべきと考え、議案を撤回したいとの申し出がありました。しかしながら、丸亀市議会会議規則第19条第1項の規定により、議案の撤回には議会の承認を要するため、委員会審査を続行しました。そのうち、1委員より、議案第77号については継続審査の申し出があったため、挙手により採決を行った結果、賛成多数の継続審査となりました。 続いて、議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分について討論に入りましたが、討論はなく、議案第71号は原案のとおり承認いたしました。 以上で教育民生委員会における議案審査の報告を終わります。 ○議長(大前誠治君) 10番 都市環境委員長 川田匡文君。             〔10番(川田匡文君)登壇〕 ◆10番(川田匡文君) ただいまから都市環境委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。 12月5日の本会議において本委員会に付託されました案件は、議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分外28議案であります。審査は、12月13日午前9時から全員協議会室において、生活環境部都市整備部産業文化部の順で行われ、いずれも原案のとおり承認いたしましたことをまず御報告申し上げます。 以下、審査の経過並びに結果について御報告いたします。 最初に、生活環境部に関する議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分外19議案について、理事者より詳細な説明を受け、質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、議案第73号は印鑑証明書等各種証明書をコンビニの多機能端末機から交付できるようにし、あわせて交付手数料を窓口交付より100円引き下げるとのことだったが、その目的はとの質疑があり、理事者より、コンビニ交付については利用者の利便性向上を目的としたもので、またあわせてマイナンバーカードの普及を促進したいとの答弁がありました。また、委員より、マイナンバーの普及も目的としているのであれば、コンビニ交付時だけ手数料を100円引き下げというのではなく、窓口でマイナンバーを提示した場合もコンビニ交付と同じ手数料にすべきではとの質疑があり、理事者より、当初は本庁舎にも多機能端末機を設置することを検討したが、機器が高額になること、また今後市庁舎等複合施設新築工事もあることから、将来的な設置については今後検討するとの答弁がありました。また、委員より、コンビニ交付の周知方法は、あわせて交付目標枚数はとの質疑があり、理事者より、周知方法は広報紙、ホームページ、各紙イベント等を考えており、また交付目標枚数は、昨年コンビニ交付を実施している他市の交付率を参考にし、交付率0.6%、約600通と考えているとの答弁がありました。 また、委員より、議案第81号から議案第94号のコミュニティセンター指定管理者の指定について、指定管理料の算定方法及び指定管理者へのモニタリングや指導等の状況はとの質疑があり、理事者より、コミュニティセンターを運営するための人件費については統一した金額で算定し、施設管理に係る経費については、過去3年間の実績額の平均をベースに算定している。また、指定管理者へのモニタリングについては、年に2回程度コミュニティセンターを訪問し、活動実態等の確認を行い、適宜指導等を行っているとの答弁がありました。 また、委員より、議案第97号の丸亀市民体育館ほか11施設の指定管理者の指定について、今回から丸亀市民球場が新たに加わるが、これまで直営で行ってきた運営の継続性、球場の利活用はどうなるかとの質問があり、理事者より、来年度から丸亀市体育協会が指定管理を行うが、市が直営で行ってきた球場の利活用については、各種団体とのつながりなど指定管理者へ継承していきたいとの答弁がありました。 また、委員より、議案第74号は空き家等に対し緊急安全措置が行える改正となるが、措置できる対象は特定空き家等に限られるのか、また緊急安全措置を行った空き家等特定空き家等となるのかとの質疑があり、理事者より、特定空き家等に限らず、必要な場合は措置を行い、その空き家等特定空き家等に該当する場合は審査会に諮り、対応していくとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、生活環境部に関係する議案は原案のとおり承認いたしました。 次に、都市整備部に関する議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分外5議案について、理事者より詳細な説明を受けて質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、議案第103号の工事請負契約の締結については、低入札価格調査案件となり、提出書類の確認が必要となった。限られた期間内での確認体制はとの質疑があり、理事者より、大手町整備推進室に建築技師を配置しており、詳細に提出書類の確認作業を実施したとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、都市整備部に関係する議案は原案のとおり承認いたしました。 次に、産業文化部に関する議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分外5議案について、理事者より詳細な説明を受けて質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、議案第78号の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館図書館長寿命化工事トイレ改修時に、障害者に対応できるベッドを設置する予定はとの質疑があり、理事者より、美術館1階の多目的トイレ内に障害者に対応できるベッド1台を設置する予定であるとの答弁がありました。 また、委員より、議案第98号の綾歌総合文化会館指定管理について、申し込みが丸亀市福祉事業団の1社のみだったが、公募の状況はとの質疑があり、理事者より、説明会には4社の参加があったが、申し込みがあったのは丸亀市福祉事業団の1社であるとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、産業文化部に関係する議案は原案のとおり承認いたしました。 以上で都市環境委員会における議案審査の報告を終わります。
    ○議長(大前誠治君) 24番 総務委員長 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) ただいまから総務委員会における審査の概要について御報告いたします。 当委員会に付託されました案件は、議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」中の関係部分外2議案であります。並びに請願2件であります。委員会審査は、12月12日の午後1時から全員協議会室において開催し、議案はいずれも原案のとおり承認いたしましたことをまず御報告申し上げます。 以下、審査の概要について御報告いたします。 初めに、消防本部に関係する議案第76号「丸亀市火災予防条例の一部改正について」審査を行いました。議案について理事者より説明があり、その後質疑に入りました。 委員より、本市には公表対象となる違反対象物は何件あるのかという質疑に対し、理事者より、現在、立入検査実施後の違反是正ができていない対象物は21件であり、改善に向けて指導、警告中であるとの答弁がございました。 質疑に続いて討論に入りましたが、討論はなく、消防本部に係る議案第76号は原案のとおり承認いたしました。 次に、総務部に関係する議案第71号「平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)」について審査いたしました。議案について、理事者より、今回の補正は庁内各部局の補正予算に関連し、財源調整として基金繰入金を補正するほか、土地開発公社に取得を依頼する用地の将来精算に係る債務負担行為の補正であるとの説明を受け、審査に入りました。 議案について質疑、討論はなく、総務部に係る議案第71号は原案のとおり承認いたしました。 続いて、市長公室に係る議案第71号について審査を行いました。議案について理事者より説明があり、その後質疑に入りました。 委員より、議案の給与費明細書では職員数が3名減っているが、給与や手当は減額とならないのかとの質疑があり、理事者より、職員の減少に対する給料の手当減額は、精査した上で3月に補正する予定であるとの答弁がございました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、市長公室に係る議案第71号は原案のとおり承認いたしました。 次に、議会事務局に関係する議案第71号について審査いたしました。議案について理事者より説明があり、その後質疑に入りました。委員より、議事録作成に係る期間を短縮できないかという質疑があり、理事者より、会議録の完成まで委託業者から送られる原稿の校正を2回行っており、1カ月半から2カ月の期間は必要であるとの答弁がございました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、議会事務局に係る議案第71号は原案のとおり承認いたしました。 続いて、ボートレース事業局に関係する議案第72号「平成30年度丸亀市モーターボート競走事業建設改良積立金目的外使用及び一般会計への繰出しについて」の審査を行いました。議案について理事者より説明があり、その後質疑に入りました。 委員より、一般会計への繰り出し後の建設改良積立金が約35億9,000万円となるが、今後の施設改善の費用に不足が生じることはないのかという質疑に対し、理事者より、競走施設改善計画では約80億円必要と見込んでいるが、今後10年をかけて順次施設改善を行うと予定しており、その間毎年25億円の純利益が見込まれ、それに伴い積み立てを行うもので、問題はないと考えていると答弁がございました。 続いて、討論に入りましたが、討論もなく、ボートレース事業局に係る議案第72号は原案のとおり承認いたしました。 続いて、請願審査を行いました。 まず、請願第4号「「高すぎる国民健康保険税(料)を『協会けんぽ保険料並み』に引き下げるために、『1兆円の公費負担増』を政府に要望する意見書」の提出を求める請願」の審査を行いました。請願者から請願趣旨の陳述が述べられた後、討論に入りましたが、討論では、1委員より採択に賛成する意見があり、1委員より採択に反対する意見がございました。したがって、挙手により採決を行った結果、挙手少数であり、請願第4号は不採択といたしました。 次に、請願第5号「「所得税法第56条の見直し」の意見書採択を求める請願書」を審査いたしました。請願者から請願の趣旨の陳述を述べた後に討論に入りましたが、討論では2委員より採択に賛成する意見があり、1委員より採択に反対するという意見がございました。したがって、挙手による採決を行った結果、挙手多数であり、請願第5号は採択といたしました。 以上で総務委員会における審査の経過並びに結果についての御報告を終わります。 ○議長(大前誠治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 各委員長報告は、議案第71号から議案第76号まで、議案第78号から議案第98号まで、議案第100号から議案第103号まではいずれも原案承認、また請願第4号は不採択、請願第5号は採択であります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 各委員長報告に対する質疑の通告はありません。 質疑もないようでありますので、これにて委員長報告に対する質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 4番 中谷真裕美君。             〔4番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆4番(中谷真裕美君) 日本共産党の中谷真裕美です。討論を行います。 まず、議案第73号「丸亀市印鑑条例等の一部改正について」反対の立場で討論いたします。 この議案は、来年度から個人番号カードを利用し、印鑑証明書や住民票の写しなどをコンビニエンスストアの多機能端末でとれるようにする、いわゆるコンビニ交付を開始するための手数料の設定などを行う条例改正です。マイナンバーに関する最大の問題は、個人情報漏えいの危険性だと考えています。国によるマイナンバーカードの取得、使用のなし崩し的推進は、わずかなメリットのために個人情報が流出するリスクを私たちに背負わせております。同時に、今回のコンビニ交付については、費用対効果の面で余りにも不合理です。コンビニ交付のためにかかる本市の費用は、今年度だけでも導入経費に2,800万円、ランニングコストに700万円以上かかり、しかも100円手数料を下げることによる収入減少への国からの財源補填もない。証明書発行に係る費用は、通常の窓口交付ならば1枚当たり1,370円だけれども、コンビニ交付の場合は1枚当たり1万1,573円、8倍です。税金を使ってこんな採算の合わない事業に着手するなど、通常は考えられません。市民の利便性向上のためと言われますが、利便性が向上するマイナンバーを持っている市民は、現在丸亀市でわずか8.8%です。もちろん、費用がかかっても社会的弱者と言われる方への合理的な配慮ならば必要ですが、そうではありません。反対に、取得手数料の減免対象になっている人やコンビニのない離島の人には、個人番号カードを持っていても恩恵がないのがこの制度です。委員会審査でも、窓口交付よりコンビニ交付の手数料を100円安くする整合性について、納得できる回答は戻ってきませんでした。問題の根本は、このコンビニ交付が丸亀市が必要性に迫られて行う事業ではなく、マイナンバーカードを普及させたい、あらゆる個人情報を一括管理活用したいという国策だというところにあると思います。リスクと負担を背負う市民や自治体は、たまったものではないと考えます。 以上の理由から、議案第73号「丸亀市印鑑条例等の一部改正について」反対をするものです。 次に、請願第4号「「高すぎる国民健康保険税(料)を『協会けんぽ保険料並み』に引き下げるために、『1兆円の公費負担増』を政府に要望する意見書」の提出を求める請願」及び請願第5号「「所得税法第56条の見直し」の意見書採択を求める請願書」、この2つの請願について、いずれも内容に賛同し、採択を求める立場で賛成討論を行います。 まず、請願第4号ですが、国民健康保険は国民皆保険、全ての国民が安心して医療にかかれるようにするための最後のとりでです。その社会保障である国保が、今や保険税が高過ぎて被保険者を苦しめています。この状況の背景には、被保険者の構成が制度発足時には自営業や農林水産業に従事する人が7割を占めていたけれども、現在は無職や非正規雇用などが7割とふえ、被保険者の約半分が60歳以上になるなど、低所得化、高齢化といった構造上の問題があります。国保は市町村が保険者でありますが、この制度の構造上の問題は国による政治的な解決がどうしても必要になってきます。4年前、国保の都道府県単位化に移行する過程で、全国知事会の福田社会保障常任委員会委員長は、国保の保険料負担の公平性と、将来にわたる国保財政の基盤強化の観点から、総額1兆円の公費投入が必要と訴え、協会けんぽ並みの負担率にすることを国に求めました。これまでも、国保財政への国庫補助の引き上げを地方関係団体が繰り返し国に要請をしていましたが、全国知事会として具体的な公費投入額の規模と負担率の水準に言及したのはこれが初めてでした。国保の都道府県単位化は始まりましたが、公費投入額はこの知事会が要請した1兆円には達しておらず、依然として国保税と他の被用者保険の保険料には著しい格差があります。本市でも、加入世帯7件に1件が滞納という状況です。負担の重過ぎる国民健康保険税を他の保険料並みにするため、また将来持続可能な制度にしておくために知事会が求めている1兆円の公費投入を行うよう、丸亀市議会からも意見書を上げることを議員各位に呼びかけたいと思います。 次に、請願第5号ですが、所得税法第56条は、家族従業者の報酬を必要経費として認めず、その働き分を配偶者の場合は86万円、家族の場合は50万円のわずかな控除しか認めないというものです。本件請願者の意見陳述からは、最低賃金にも満たない所得にしかならないためにローンを組めない、事故に遭っても休業補償がほんのわずかしか出ないなど、家族従業者の方が生活上どういう支障を来しているかも出されました。この所得税法第56条は、見直しの方向へ今やっと動き出そうとしています。第4次男女共同参画基本計画には、この検討の文言が盛り込まれ閣議決定、一昨年3月の衆議院財政金融委員会では、麻生財務大臣が所得税法第56条見直しの検討をすると答弁をしております。本請願は、ただいま委員長報告にもありましたように、総務委員会では採択となりました。議員各位におかれましては、ぜひ中小事業者、家族経営者の皆さんの願いに寄り添い、所得税法第56条の見直しを認める意見書を丸亀市議会からも国に上げることに御賛同いただくよう心よりお願いを申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(大前誠治君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 先に、議案について採決いたします。先ほど討論がありました議案第73号を起立により採決し、次に残りの各案を一括して採決いたします。その後、請願を採決いたします。 まず、議案第73号「丸亀市印鑑条例等の一部改正について」、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(大前誠治君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、議案第73号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、ただいま議決いたしました議案第73号を除く残りの各案を一括して採決いたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   議案第71号 平成30年度丸亀市一般会計補正予算(第4号)   議案第72号 平成30年度丸亀市モーターボート競走事業建設改良積立金目的外使用及び一般会計への繰出しについて   議案第74号 丸亀市空家等対策の推進に関する条例の一部改正について   議案第75号 丸亀市駐車場条例の一部改正について   議案第76号 丸亀市火災予防条例の一部改正について   議案第78号 工事請負契約の締結について(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館図書館長寿命化工事)   議案第79号 工事請負契約の締結について(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館図書館長寿命化に伴う電気設備工事)   議案第80号 工事請負契約の締結について(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館図書館長寿命化に伴う機械設備工事)   議案第81号 指定管理者の指定について(丸亀市城北コミュニティセンター)   議案第82号 指定管理者の指定について(丸亀市城西コミュニティセンター)   議案第83号 指定管理者の指定について(丸亀市城乾コミュニティセンター)   議案第84号 指定管理者の指定について(丸亀市城坤コミュニティセンター)   議案第85号 指定管理者の指定について(丸亀市城南コミュニティセンター)   議案第86号 指定管理者の指定について(丸亀市土器コミュニティセンター)   議案第87号 指定管理者の指定について(丸亀市川西コミュニティセンター)   議案第88号 指定管理者の指定について(丸亀市郡家コミュニティセンター)   議案第89号 指定管理者の指定について(丸亀市垂水コミュニティセンター)   議案第90号 指定管理者の指定について(丸亀市栗熊コミュニティセンター)   議案第91号 指定管理者の指定について(丸亀市岡田コミュニティセンター)   議案第92号 指定管理者の指定について(丸亀市富熊コミュニティセンター及び同分館)   議案第93号 指定管理者の指定について(丸亀市飯山南コミュニティセンター)   議案第94号 指定管理者の指定について(丸亀市飯山北コミュニティセンター)   議案第95号 指定管理者の指定について(丸亀市手島自然教育センター)   議案第96号 指定管理者の指定について(飯山総合学習センター)   議案第97号 指定管理者の指定について(丸亀市民体育館ほか11施設)   議案第98号 指定管理者の指定について(丸亀市綾歌総合文化会館)   議案第100号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築工事)   議案第101号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う電気設備工事)   議案第102号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う給排水設備工事)   議案第103号 工事請負契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う空調設備設置工事)             ─────────────── ○議長(大前誠治君) これらの各案を、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第73号を除く残りの各案は、いずれも原案のとおり可決いたしました。 次に、請願第4号「「高すぎる国民健康保険税(料)を『協会けんぽ保険料並み』に引き下げるために、『1兆円の公費負担増』を政府に要望する意見書」の提出を求める請願」を起立により採決いたします。 本件に対する総務委員長の報告は、請願審査結果報告書のとおり不採択でありますので、原案について採決いたします。 本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(大前誠治君) 御着席願います。 起立少数であります。 よって、請願第4号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第5号「「所得税法第56条の見直し」の意見書採択を求める請願書」について採決いたします。 本件を委員長報告のとおり原案を採択することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、請願第5号は採択することに決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第104号から議案第108号まで ○議長(大前誠治君) 日程第4、議案第104号から議案第108号までを一括議題といたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   議案第104号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第105号 丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について   議案第106号 丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第107号 丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第108号 丸亀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について             ─────────────── ○議長(大前誠治君) 以上、一括上程議案に対し、市長から提案理由の説明を求めます。 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 提案理由を申し上げます。 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正、丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正、丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正、丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正及び丸亀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきましては、一般職の職員の給料、勤勉手当等について人事院勧告に準拠した改正を行い、あわせて特別職及び市議会議員の期末手当についても改正を行うものであります。 以上です。 ○議長(大前誠治君) 一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第104号から議案第108号までは、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第104号から議案第108号までは、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑もないようでありますので、これにて質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 4番 中谷真裕美君。             〔4番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆4番(中谷真裕美君) 日本共産党の中谷真裕美です。 ただいま議題となりました議案第106号「丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、議案第108号「丸亀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」の2議案に反対の立場で討論を行います。 この2議案は、人事院勧告に伴う一般職の職員の給料、勤勉手当等の引き上げにあわせ、市長、副市長、教育長、そして私たち議員の期末手当も引き上げるための条例改正です。昨年、一昨年も、人事院勧告に準拠した改正があった際に申し上げましたが、人事院勧告は労働基本権が制約されている公務労働者の代償措置と言われるものですから、自分たちで給料や報酬が提案できたり決めたりできる特別職や議員が人事院勧告に準拠する必要はありません。特別職、議員の報酬等を決める基準は、特別職報酬等審議会の答申と政治的判断です。そして、平成29年度に持たれたその特別職報酬等審議会の答申を受けて、今年度から特別職の給与も私たちの報酬も引き上げが行われております。これに伴い実質期末手当も上がっているのですから、その上今回の人事院勧告に準拠してさらに引き上げるなど、二重の意味で必要性はないのではないでしょうか。特別職、議員の給与報酬を人事院勧告と連動するのはやめなければならないと考えます。 以上の理由から、議案第106号及び議案第108号の2議案について反対をするものです。 ○議長(大前誠治君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 先ほど討論がありました議案第106号、議案第108号を起立により採決し、次に残りの各案を一括して採決いたします。 議案第106号「丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(大前誠治君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、議案第106号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第108号「丸亀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(大前誠治君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、議案第108号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、ただいま議決いたしました議案第106号、議案第108号を除く残りの各案を一括して採決いたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   議案第104号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第105号 丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について   議案第107号 丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について             ─────────────── ○議長(大前誠治君) これらの各案について、いずれも原案を可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第106号、議案第108号を除く残りの各案は、いずれも原案のとおり可決いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 意見書案第1号及び意見書案第2号 ○議長(大前誠治君) 日程第5、意見書案第1号及び意見書案第2号を一括議題といたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   意見書案第1号 水産政策の改革に関する意見書   意見書案第2号 「会計年度任用職員」制度に係る財政措置を求める意見書             ─────────────── ○議長(大前誠治君) 以上、一括上程意見書案について、提案者にかわり事務局長から提案理由の説明をいたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ─────────────── それでは、提案理由を述べます。 まず、意見書案第1号「水産政策の改革に関する意見書」、本意見書案の趣旨は、約70年ぶりの漁業制度の見直しである水産政策の改革が、水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化を両立させ、漁業者の所得向上等の確立を目指したものとしているが、漁業関係者への十分な説明もなく、危機感を募らせていることから、十分な合意形成のもと進められるよう強く求めるものであります。 意見書案第2号「「会計年度任用職員」制度に係る財政措置を求める意見書」、本意見書案の趣旨は、2020年度からの会計年度任用職員制度化に伴い、当該職員に支給することとなる各種手当等の財源確保が、本市財政の圧迫とならないよう国において措置することを強く求めるものであります。 以上です。 ○議長(大前誠治君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第1号及び意見書案第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号及び意見書案第2号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 本案に対し、御意見等ございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御意見もなければ、これより採決いたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   意見書案第1号 水産政策の改革に関する意見書   意見書案第2号 「会計年度任用職員」制度に係る財政措置を求める意見書             ─────────────── ○議長(大前誠治君) 以上の各案は、いずれも原案のとおり可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号及び意見書案第2号は、原案を可決することに決定いたしました。 なお、ただいま可決されました意見書は、地方自治法第99条の規定に基づき、本文中に明示されました提出先へ送付する等措置いたしますので、御了承願います。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 丸亀城復旧復興特別委員会の設置 ○議長(大前誠治君) 日程第6、丸亀城復旧復興特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。 豪雨によって石垣が崩落する事態となった本市のシンボルである丸亀城は、市民にとってもかけがえのないものであり、その早期の復旧と復興を目指すべく、8名の委員をもって構成する丸亀城復旧復興特別委員会を設置し、調査研究の終了時まで閉会中も継続して活動することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、8名の委員をもって構成する丸亀城復旧復興特別委員会を設置し、調査研究の終了時まで閉会中も継続して活動することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました丸亀城復旧復興特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたしてあります特別委員会の指名案のとおり指名いたしたいと思います。なお、念のためこの指名案を事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────             丸亀城復旧復興特別委員会委員指名(案)            ┌────────────────┐            │  丸亀城復旧復興特別委員会  │            │  (8)            │            ├────────────────┤            │  武 田 孝 三       │            │  東   由 美       │            │  大 西   浩       │            │  松 永 恭 二       │            │  横 田 隼 人       │            │  松 浦 正 武       │            │  内 田 俊 英       │            │  水 本 徹 雄       │            └────────────────┘             ─────────────── ○議長(大前誠治君) ただいまの指名案のとおり、丸亀城復旧復興特別委員会の委員を指名することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました8名の諸君を丸亀城復旧復興特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 この際、お知らせいたします。 先ほど選任いたしました丸亀城復旧復興特別委員会の諸君には、この後休憩を予定しておりますので、その間におきまして委員会を開催の上、正副委員長の互選をお願いいたします。委員会の開催場所は委員会室でありますので、委員諸君にはよろしくお願いいたしておきます。 しばらく休憩いたします。               〔午前10時58分 休憩〕             ───────────────               〔午前11時10分 再開〕 ○議長(大前誠治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 この際、報告いたします。 休憩中、正副委員長互選のため丸亀城復旧復興特別委員会を開催いたしましたところ、それぞれ決定した旨報告がありましたので、事務局長より報告させます。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   丸亀城復旧復興特別委員会       委  員  長 = 内 田 俊 英       副 委 員 長 = 横 田 隼 人             ─────────────── ○議長(大前誠治君) 以上のとおりであります。 ただいま18番加藤正員君外7名から、意見書案第3号「所得税法第56条の見直しを求める意見書」が提出されました。意見書案は、お手元に配付のとおりであります。 お諮りいたします。 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、この際、意見書案第3号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程追加 意見書案第3号 ○議長(大前誠治君) 追加日程、意見書案第3号「所得税法第56条の見直しを求める意見書」を議題といたします。 提案理由は、提出者にかわり事務局長から説明いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ─────────────── 意見書案第3号、本意見書案の趣旨は、所得税法第56条により、働き分を必要経費と認められず、事業主の所得から控除されるわずかな額が所得とみなされ、社会的にも経済的にも自立できない状態にある自営、中小零細業者の家族従業者の社会保障、人権保障の基礎をつくるため、同条の見直しを求めるものであります。 ○議長(大前誠治君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第3号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 本案に対し、御意見はございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御意見もなければ、これより採決いたします。 意見書案第3号「所得税法第56条の見直しを求める意見書」を、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第3号は、原案を可決することに決定いたしました。 なお、ただいま可決されました意見書は、地方自治法第99条の規定に基づき、本文中に明記されました提出先へ送付する等の措置をいたしますので、御了承願います。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議員派遣第3号 ○議長(大前誠治君) 日程第7、議員派遣第3号「議員派遣について」を議題といたします。 お諮りいたします。 地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元配付のとおり議員派遣を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣第3号「議員派遣について」は、お手元配付のとおり議員派遣を行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま議決されました議員派遣について変更を有するものについては、その措置を議長に一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大前誠治君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣に変更がありました場合の措置については、議長に一任することに決定いたしました。 以上で今期定例会に付議されました案件の審議は全て議了いたしました。 なお、閉会に先立ちまして、恒例により年末の挨拶を申し上げます。 本年納めの議会となります12月定例議会の閉会に先立ちまして、まことに僣越ではございますが、議会を代表して一言御挨拶を申し上げます。 我が国の経済は、内閣府の月例経済報告によりますと、雇用、所得環境の改善が続く中で、各種施策の効果もあって緩やかな回復が続くことが期待されるとされております。香川県においても、個人消費や生産活動を初め、経済は緩やかに回復傾向があるものの、豪雨や台風などの影響により、まだまだ全体として景気回復を実感できるまでは至っておりません。 そうした中、国政においては、先般の臨時国会における安倍首相の所信表明演説では、強靱なふるさとづくり、地方創生などを推進し、子や孫の世代のため希望あふれる誇りある日本をつくり上げるとされております。震災からの復旧復興や少子高齢化等々我が国が解決すべき問題はまだまだ山積しており、安倍政権には最重要課題に対して迅速かつ的確なかじ取りを切に願うものであります。 一方、社会面においては、6月には大阪府北部を震源とした最大震度6弱の地震が発生しました。また、9月には北海道胆振地方中東部を震源とした最大震度7の地震が発生し、いずれも多数の死傷者、住宅被害が出ました。改めて地震の脅威を思い知らされたと同時に、近い将来発生が予想される南海トラフを震源とする大規模な地震に備えた今後の防災体制などの強化の必要性を痛感させられたところであります。また、7月には、台風及び梅雨前線停滞の影響により、西日本を中心とした広い範囲で記録的な大雨による災害が発生し、死者数が200名を超えるなど甚大な災害となりました。お亡くなりになられた方々に対しまして、衷心より哀悼の意を表します。本市においては、幸い人命にかかわる被害はなかったものの、扇の勾配と呼ばれ、日本一の高さを誇る丸亀城帯曲輪石垣南面の一部が崩落いたしました。その後、9月に入り、秋雨前線や台風21号及び24号の接近に伴う強い風雨の影響により、10月にはさらに帯曲輪石垣西面と三の丸坤櫓跡石垣の一部が崩落するという丸亀市民として心が痛む災害が発生いたしました。本日、丸亀城復旧復興特別委員会を設置いたしましたように、市議会としても丸亀市のシンボルである丸亀城を大切な歴史遺産として後世に引き継いでいくため、一日でも早く復旧復興できるよう、理事者と力を合わせて全力で取り組んでいく所存でございます。市民の皆様におかれましても、募金などを初めとする御支援、御協力をいただければ幸いであります。 さて、我々市議会においては、議会基本条例の基本理念である市民に開かれ、市民とともに歩む市議会を目指すためさまざまな議会改革に取り組んでおります。行政へのチェック機能の強化を図るため、予算や決算特別委員会の審査方法を毎年見直し、審査終了後には議会として意見書を取りまとめ、市政に反映させていけるよう取り組んでいるところであります。 また、開かれた議会とするため、本会議のテレビ中継及びウエブ配信や、議会だよりの発行、議会報告会の開催など、さまざまな手法を通じて議会の活動を周知しているところでありますが、より効果的なものとするため鋭意検討を続けております。議会ごとに発行している議会だよりについては、誰もが手にとる議会だよりを目標に掲げ、内容について見やすくわかりやすくなるよう検討を行っております。また、議会報告会については、昨年度から、常任委員会ごとにテーマを定め、市民との意見交換会をあわせて開催するなど、幅広く市民意見の把握に努めております。そして、政務活動費については、全国的にいまだ不正な使途が絶えませんが、本市議会においては法令遵守を徹底するとともに、市のホームページ上に、各議員の収支報告書等に加え、来年度からは領収書を公開することでさらなる透明性の確保に努めてまいります。 地方を取り巻く状況は、本格的な人口減少や少子高齢化の影響により解決すべき課題も多種多様化しており、それらに対応していくためには、経営感覚を持った地方マネジメントが最も重要であります。今後も、二元代表制のもと市長と対等な関係に立ち、立法機能及び監視機能を発揮し、真に丸亀市民の負託に応え、市民福祉の増進及び丸亀市の発展に取り組んでまいりますので、どうか御支援を賜りますようお願いを申し上げます。 最後になりましたが、この一年市民の皆様、報道関係の皆様には、市議会に対し何かと御助言、御指導を賜り厚く御礼を申し上げます。寒さも厳しい折、皆様方にはくれぐれも御自愛の上、来年が幸多き一年となりますよう御祈念申し上げまして、一年の締めくくりの挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 引き続きまして、市長から挨拶の申し出がありますので、これを許可します。 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、まことに僣越とは存じますが一言御挨拶を申し上げます。 まず、市民の皆様におわびをさせていただきます。 本年7月、現施設の老朽化に伴い進めておりました新浄化センターの建設に際しまして、建設予定地から産業廃棄物のまじり土が見つかりました。多大なる御心配をおかけし、深くおわびいたします。発見された産業廃棄物及び土壌につきましては、有害物検査の結果全て基準値を大きく下回りましたので、法に従って適正な処分を行い、新浄化センターの早期完成に向け全力で取り組んでまいりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。 それでは、改めて御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、一般会計補正予算案、条例その他の案件につきまして慎重な御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。審議の過程において賜りました御意見や御要望等を十分に尊重し、事務事業の遂行に万全を期してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 さて、暑く厳しかった夏がきのうのような感もいたしますが、ことしも残すところあと10日となりました。ことしは全国で大規模に災害が発生し、各地に甚大な被害をもたらしました。大阪府北部地震を初め、北海道胆振東部地震、また西日本豪雨や幾度の台風上陸など、テレビや新聞などに映し出される映像や画像、そして記事を目にし、その惨状に触れるたびに胸が痛み、心張り裂ける思いをいたしました。犠牲になられました皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。被災地では、現在も復旧復興に向けましてそれぞれ懸命に取り組まれていることと存じます。大変な御苦労をされておられます皆様の心中、察するに余りがあります。一日も早くもとの生活に戻れる日が来ることを願ってやみません。本市といたしましても、被災地の力になれますよう、今後ともでき得る限り支援は惜しまず、協力してまいりたいと存じます。 10月8日、私は今まで目にしたことのない光景に衝撃を受けました。7月に続いて発生いたしました丸亀城の石垣崩落、轟音とともに立ち上がる白煙の中、崩れた石垣の現場に立ち、目の前に広がる現実に愕然といたしました。築城以来、いにしえから人々が大切に守り続けてきました丸亀市の大切な文化財であり、城下町の歴史と文化を享受する丸亀市民の心のふるさとであります丸亀城、石垣崩落以降、私たち丸亀市民は大きい喪失感でいっぱいでありますが、市内、市外を問わず多くの皆様から励ましのお言葉や温かいお気持ちをいただき、市議会からも全面的に御協力を賜りました。個人、団体からの支援金を初め、城郭に精通した方々からの御助言や御提言、各種催しの開催、また国、県等関係機関、地元選出国会議員や県、市議会議員の皆様、そして報道関係の皆様など、多くの方々から御尽力や御協力を賜りました。改めまして心より感謝を申し上げます。ピンチこそチャンス、力強い励ましをいただきました。丸亀市民の誇りにかけて、市民みんなの力で必ず早期復旧をなし遂げてまいりますので、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 明るい話題もございました。丸亀城西高校野球部の夏の甲子園第100回記念大会出場、丸亀高校演劇部の全国大会最優秀賞・日本一、飯山中学校陸上部の男子110メートルハードルでの日本中学新記録樹立など、若い人たちの活躍に救われもいたしました。 さて、いよいよ新市庁舎等複合施設の建設が始まります。年が明けますと、丸亀城下につち音が聞こえるようになります。新たな時代に向けまして、先人たちが築き上げてきました丸亀城天守のように誇り高いこのまちを、さらに魅力ある住みよいまちへと次のステージへ取り組みを進めなければなりません。まちづくりの指針、そして市のビジョンであります第二次総合計画に掲げられる豊かで暮らしやすいまち丸亀の実現を目指しまして、心豊かな子供が育つ、安心して暮らせる、活力みなぎる、健康に暮らせる、みんなでつくる、この5つの方針のもと着実にまちづくりを進めてまいります。あしたがきっときょうよりもいい日になる、そう願い、暮らしておられます市民の皆様のために、私の持てる力と情熱の全てを傾注し、その歩みを確かなものにしてまいります。丸亀城の石垣のようにお互いに支え合い、協力しながら、職員一同全力で取り組んでまいりますので、今後とも市議会の皆様方の一層の御支援と御協力をお願い申し上げます。 最後になりましたが、報道関係の各位におかれましては、日ごろの御協力に対し、この場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。 季節の移ろい、そして時間の流れは早いものでございます。慌ただしい年の瀬を迎えますが、議員各位並びに市民の皆様におかれましては、健康に十分御留意され、輝かしい新年をお迎えいただきますよう、また来る平成31年が丸亀市にとりましても一段と飛躍の年になりますことを心から祈念いたしまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。ことし一年間、まことにありがとうございました。 ○議長(大前誠治君) これをもちまして今期定例会は閉会いたします。 御審議、お疲れさまでした。ありがとうございました。               〔午前11時30分 閉会〕 △議員派遣実施報告について     〔参照〕  議員派遣第3号   議員派遣について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第100条第13項及び丸亀市議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第166条の規定により、次のとおり議員を派遣する。  平成30年12月21日件数目    的場 所期 間派遣議員1地方議員研究会 主催研修「私がうなった質問はこれだ!!」大阪府大阪市2月12日内 田 俊 英             ───────────────   地方自治法第123条第2項の規定による署名者            議 長            議 員            議 員...